ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
私は、母の一周忌法要で実家に帰ってきました。
一年ぶりに玄関のドアを開けると、
しんと静まり返った誰もいない部屋。
父と母、
二人そろって、
私の帰りを今か今かと待っていてくれた日のことを懐かしく思い出します。
仏壇の前には、
家族四人で栃木に温泉旅行に行ったときの写真。
浴衣を着た父と母が、肩を並べて笑っています。
「ただいま」
「おかえり」
二人は、いつも私の心の中にいます。
でも、こうして実家に帰ると、よりいっそう近くに感じる。
線香の煙が二筋、静かに空へ上っていきます。
相続登記義務化から1年
先日、市役所で行われた「無料登記相談」で相談員を担当しました。
3時間で6名の相談を受け、うち4名が「相続」のご相談。
内容は、ほとんどが
「親族が亡くなったあと、うちはどうすればいいですか?」
というものでした。
令和6年4月1日以降、
亡くなった方が所有していた不動産の相続登記は、
3年以内に法務局へ申請することが義務になりました(原則)。
ですが、
・相続人同士で話し合いがまとまらない
・相続人に認知症の方がいる
といった場合、3年以内の申請が難しいこともあります。
そんなときは、
【相続人申告登記】という方法で、
過料を免れることができます。
なぜ、相続登記を早めに済ませたほうがよいのか
私が過去にご依頼いただいた中で、最も大変だった相続登記。
それは、
4代前(父→祖父→曾祖父→高祖父)の名義のまま放置された土地と建物でした。
さすがに4代前の相続登記が終わっていない事例は、そう多くはありませんが、時間が経つと、相続登記はどんどん難しくなります。
たとえば:
・亡くなった方の戸籍が古すぎて、取得困難になる
・相続人が全国に散らばり連絡がつかない
・次々に相続が発生して相続人の範囲が広がって話し合いが難しくなる
・誰が相続人かを確定するだけでも一苦労になる
手続きを難しくさせる原因は、
他にもたくさんありますが、
「難しい」×「難しい」=「複雑で困難を極める」状態に。
その結果、
ますます手続きが先延ばしになり、
ついには「空き家問題」や「所有者不明土地問題」へとつながっていきます。
だからこそ
「相続登記は、できるだけ早く」
が鉄則です。
ご相談は、お住まいの市役所や司法書士会の無料相談会でも受付中です。
また、
「こたかさんに直接相談したい!」という方は
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相続・遺言・お金から考える ごきげん未来講座 間もなく募集開始!
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これからの人生を、自分らしく歩き出すために。
『いつかはおひとりさま/相続・遺言・お金から考える ごきげん未来講座』
間もなく募集開始します!
この講座は、「終活」ではありません。
「今活(イマカツ)」です。
終活という言葉には、なぜか義務感のようなものがつきまとう。
早く始めた方がいいとわかっていても、どこか気が重くなる「終活」。
そんなふうに感じてしまうのは、なぜでしょう?
それは
人生の「終わりのための準備」だけにフォーカスしているから。
人生は、まだ10年、20年と続いていくのに
「今」の生き方が置き去りにされているから。
「今ここ」の生き方を整えることが、
何よりも大切だと私は思うのです。
この講座では
✔ 相続や遺言、お金についてしっかり学びながら
✔ これからの人生を、もっと自由に、楽しく生きる視点を育みます
単なる法律講座でも、
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心を込めてお届けする、特別な8回講座です。
募集開始を、楽しみにしていてくださいね!
★こんな方におすすめ★
☑ 夫(妻)に先立たれたらどうすればいいんだろうと不安を感じる方
☑ 遺言書を書くほど財産はないけれど、何らかの備えをしたい方
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